外壁塗装
外壁塗装の必要性
家屋は直射日光による強い紫外線や、地震・台風といった災害、酸性雨や排気ガスといったダメージにさらされ、日に日に老朽化していきます。
新築時には美しい外壁だったものが、割れや塗膜のはがれ、木部の腐食など、次第に傷みがでてくるのは避けられません。
傷んだまま放置しておくと、だんだんと外観だけでなく、建物の構造部分にまでダメージが広がり、内部に水分が浸入したりして建物全体の老朽化が加速していきます。
こういったダメージから家屋を守り、建物を長持ちさせるために、定期的な外壁の塗り直しが必要になってきます。
外壁塗装のメリット
日本の住宅の平均寿命は26年と言われていますが、イギリスの住宅は75年と日本の3倍もあるそうで、他の欧米諸国でも軒並み長寿命な住宅になっています。(住宅金融公庫利用者調査による)
その理由は様々に言われていますが、原因のひとつとして、住宅をメンテナンスして長く住むといった考え方がこれまで日本で一般的でなかったことが挙げられます。
定期的に外壁塗装をして建物をダメージから守り、小規模な補修を細かく続けていくことで、建物の寿命を長く延ばすことができ、資産価値の向上に繋がります。
塗り替え時期の目安
住宅金融公庫では、木部・鉄部は3年・壁は8年くらいでの塗り替えを目安として推奨しています。
もちろん使用した塗料や環境によって異なりますので、目安の年数が経過していなくても、次のような目に見える症状が発生した場合には、すぐに塗り替え・補修が必要です。
- ひび
- カビ
- 藻やコケ
- サビ
- 目立つ汚れなど
これらの目に見えるダメージを放置しておくと構造部分にダメージが行き渡り、腐食や割れの原因となります。